真夏のハンピを散歩してみる
真夏のハンピは地獄のように暑い日が続いています。それでもハンピに滞在できる時間が無限にあるわけでもないので、多少の暑さではなるべく行動していく事にしました。
なのでここ数日はハンピでレンタルバイクを借りて街を散策したりしてました。1日300ルピーほどでした。 特に目的もなくバイクでブラブラです。バナナ畑に道のようなものがあったのでとりあえず探索です。ひたすら走るも何もありません。景色が変わり映えすることなくバナナ畑が永遠に続きます。 ここハンピも14世紀ごろから16世紀ごろまで立派な王宮をはじめ綿花と香辛料の貿易によって栄えてみたいです。 バナナ畑を走り続けること5分、諦めて引き返そうとしたそのとき 遠くの方から岩肌が見えてきました。 と思ったら喜びも束の間 やっとバナナの景色から解放されたと思ったらグレー一色の岩たちが迎えてくれました。 後から地元の人にここの場所について聞いてみたら、普段この写真の所は水が上流から流れているみたいです。しかし真夏の時期はこのように完全に干上がって岩のみとなってしまうみたいです。 こんな岩しかない所に来てしまったんですが、なかなか見惚れるほどきれいな岩も沢山あるので意外と飽きませんでした。 しかもしばらく進んでいくと水が残ってるところもありました! この穴も浸食され具合がいい感じです。自然のパワーを感じさせてくれます。 さらに進んでいくと更に大きな水溜りもありました。
街に戻ると何かのパレードが。。。
バイクで無事宿に戻ってきました。やはり炎天下の運転は大変です。 宿でゆっくりしていると何だか外にたくさんの地元民が集まっているのが見えました。しかも歌ったり楽器、爆竹をならしながら道を歩き回っているじゃありませんか。 流石インド、ゆっくりさせてくれる時間なんか与えてくれません。 こんなお供え物みたいなものを持ってる人もいました。 なんのお祭りなのか地元のおじさんに聞いてみると
埋葬は土葬スタイル
50mほど歌を歌い楽器をを鳴らしながら行進していきます。全く悲しい雰囲気を感じさせないくらい大勢の人で盛り上がっています。 進行先はもちろん埋葬場所です。 しかもたまたま僕が泊ってる宿の隣の空き地みたいなところが埋葬場所でした。 流石インドここでも空き地にはニワトリとか牛が歩き回っています。 目的地に到着すると担架に乗せられた老婆の遺体をすでに準備された穴の横に置いていきます。 老婆には大きな葉っぱが敷かれ周りには綺麗な花が供えられていました。白いシーツで体は覆われていましたが顔はしっかり見えるようにされていました。 ここに来るとやはりちょっと悲しい表情を浮かべる人もいました。 すると穴の中にもう一人入っていき老婆を穴の中へ運んでいきます。 穴の中でも老婆の周りに花などを置いていきます。 その後はみんなで盛られた土を手で掴んで被せていきます。 最後まで皆で見送ってあげるスタイルも良いですよね。見送られる方も嬉しいはずです。 しっかり埋めてあげたら終わりです。そこに何かを建てるわけでもなく、ただ埋めるだけ。 終わり方はかなりあっさりしてました。 変な動物に掘り起こされたりしないか勝手に心配したりもしてしまいました。 そんな急でもあり貴重な経験のできた昼下がりでした。
気分転換に散歩
夕方は散歩の時間です。 気持ちの整理をするという意味でもサンセットポイントでゆっくりします。
山頂と言っても岩しかないのでひたすら岩を登っていきます。
ゆっくりするつもりだったのにこれがなかなかハードでした。
けどそれに相当するほどの景色を見ることが出来て大満足でした!
暗くなってからの下山は足元に気を付けて下さい。無造作に岩が積み重ねてあるので足が挟まったり挫いたりします。
あとここの岩めちゃくちゃ滑ります。できればくつで行くことをお勧めします。
ローカルレストランで一日をしめる
今日もぶらっと地元の小さなレストランに行きました。
もちろん頼む料理は地元飯です。
安定の期待を裏切らない味です。
今日も平和に一日を終えれたことに感謝と命の尊さを実感させられた日となりました。
次回はここハンピで飲んだバングーラッシーの体験談について書いていきます。