ハンピって?
初めにハンピを知らない人のためにざっくり説明します。ハンピとは南インドにある岩と川と遺跡でできている秘境です。たったそれだけなのにまるで他の惑星にでも来たかのような今までに見たことのない絶景を味わうことが出来る町です。このことからハンピは日本人バックパッカーの中で行きたいインドの場所ランキングで上位に入っています。
南インドの大都市バンガロールからバスで7時間ほどです。1986年にはハンピの遺跡が世界遺産に登録されました。
ハンピ暑すぎ
前回の記事でも書いたのですがバンガロールからハンピまでのバスでハプニングがあったものの無事ハンピへ到着することが出来ました。
しかし今は5月。
日が昇り始めるとめちゃくちゃ暑くなります。調べたらこの日の最高気温は、
なんと
40℃!
ハンピやっちゃってます。
日中に外を散策するとか絶対やめた方がいいです。秒で体調崩します。
試しに一度日中に外に出てみたんですけど、なんかサウナに入ってる気分になって「あっ、これ数分したらぶっ倒れるな」って言うのがはっきり分かるんで逆に諦めがすぐつきました!
外に出るなら間違いなく日の暮れる辺りからにした方がいいです。
ハンピにもオシャレなカフェがちゃんとあります。しかも旅人が好むようなゆる~い感じのカフェが。
海外からの旅行客は大体がバックパッカーなので、そのバックパッカーが好むようなカフェやアクセサリーショップが結構ありました。
そのおすすめのカフェを一つ教えるとなれば、mango tree restaurant です。
立地も雰囲気も良いので気に入ること間違いなしです。
Mango Tree Restaurantのおすすめポイント
WIFi、コンセントあり
店内が広い
長時間居れる
料理が安くておいしい
この座椅子はほんとに良かったです。人が周りに居ない時はゴロっと横になったりできました。
ごはんもなかなかオシャレで美味しかったです。
特に美味しかった料理はゴビマンチュリアンでした。ゴビマンチュリアンとはカリフラワーを揚げた中華っぽいインド料理で、ちょっとピリッと辛く食感は鶏肉のような感じです。つまみ感覚で食べれるので最高です!
ここで食べ物や飲み物を定期的に注文して外が涼しくなるまで利用させてもらってました。
本当にMango Tree Restaurantには感謝です。
涼しくなってきたら外出
夕方になって暑さのピークも過ぎたあたりからやっと外出の時間になります。自転車やバイクも1日数百円で借りられますが今回は歩きで周辺のみを散策しました。
14世紀から16世紀にかけて首都として栄えただけあって未だに多くの遺跡が至る所に残っています。
遠くから見ても迫力があり近くで見ると彫刻は繊細で美しく、規模の大きさや彫刻のクオリティーを考えるととても素晴らしかったです。
柱に彫られた彫刻はまさに芸術です。
このヴィルパークシャ寺院は今でも現役です。約50mほどの高さがあり、パールヴァティー神が納められ地域の守り神とされています。
夕日に照らされるヴィルパークシャ寺院は圧巻です。周りには大きな建物もなくあるのはたくさんの岩と少しの緑と川だけです。
30分も歩けば結構な数の寺院を周れます。
ちゃんとしたサンセットポイントもありますが、少し高いところに行けばどこでも十分周りを一望できるので、滞在日数に余裕がある方は毎日サンセットポイントを変えてみても良いかもしれません。
しかしハンピと言う街は本当に異世界に来た気分にさせてくれますし、岩と川と少しの緑しか無いのにここでゆっくりしたいと言う気分にもさせてくれます。何とも不思議な力をもった街です。
夜ごはんはもちろんカレー
日が落ちると流石のハンピも結構涼しくなってきます。
Mango Tree Restaurantでしっかり食べたにも関わらず、レストランからするいい匂いを嗅いでしまうと一気に空腹モードです。
って事で道沿いにあるローカルレストランに行ってきました。夫婦でやってる座敷タイプの小さなお店でしたが入口からスパイスのガッツリ効いた香りがプンプンしてたので体が自然と吸い寄せられていました。
こんなパンチの効いた香りの料理を作る夫婦はどのくらい迫力あるのかと思っていたら、意外にも物静かで笑顔のステキな夫婦でした。
とりあえず店主おすすめのべジカレーを頼んでみました。
味は程よくスパイシーでコクもしっかりあって普通に美味しかったです。
翌日にまた行ってもいいくらい料理も雰囲気も良いローカルレストランでした。
場所の名前は忘れてしまいましたがMango Tree Restaurantの近くの小さなレストランでした。どうやらここ以外にも個人でやっている安くて美味しいレストランは何件かあるみたいなので、もしハンピに行った際はいろんなレストランを試してお気に入りの場所を僕に教えてください。
以上激暑の時のハンピの過ごし方でした。暑い時間帯は無理して外に出ないようにしてください。地元の人は優しい人が多いのおしゃべりしてハンピの事についていろいろ聞いてみてもいいかもしれません。
次回はここハンピでお葬式に参加したことについて書いていきます。