バタフライビーチとは
北ゴアの音楽、お酒、ドラッグでのパーティー三昧ではなく、穏やかにのんびり家族やパートナーまたは一人でビーチで過ごしたい人たちに人気の南ゴア。
そんな南ゴアの中にもほとんど人が来ないビーチがあります。
その名はバタフライビーチ。
周りはジャングルに囲まれ、このバタフライビーチにたどり着く手段としては、ボートで行くか、途中まで車で行って森の中を歩いて行くか、スクーターでオフロードを突き抜けるかの選択のみとなります。
バタフライビーチまでの道のりは簡単ではありませんが、着いた時の達成感やシークレットビーチに来たようなワクワク感を間違いなく味わうことができます。
スクーターをレンタルして行ってみた!
僕のような旅人が観光地でもなく、ましてや地元の人たちでさえあまり行かないような所に行く場合はスクーターをレンタルしておけば間違いないです。
ここパロレムビーチ付近では300~400ルピー程でレンタルすることが出来ます。日本円にすると600円前後です。
パスポートを見せるだけか、デポジットとしてバイクの返却までパスポートを渡しておくパターンとなります。国際免許証の提示はほぼ無いと思います。
借りるのはめちゃくちゃ簡単なインドなのですが、いくつか気を付けないといけないことがあります。
バイクのレンタル代が安いゆえにショップのやつ等は観光客相手にあの手この手でお金を巻き上げようとしてくるのです。
その中でも一番気を付けないといけないのは、傷です。
借りる前には必ず車体の傷の確認をして、すべての角度から写真を撮っておいてください。

バイクチェックシート
そしてすでにある傷に関しては必ずスタッフに伝えて、このようなバイクのチェックシートに必ず記入してもらうようにしてください。
もしこの確認作業を怠ってしまうと、自分の時に傷を付けなかったにもかかわらず高確率で彼らは修理台を請求してきます。
事前にしっかり傷の有無を確認している人に対してはお金を巻き上げようとはしてきませんので、これだけは必ずやるようにしてくださいね。
いざ出発!
エンジンの付き具合いを確認し(付きにくい事はよくある)、ヘルメットもちゃんと借りてからやっと出発です。
インドはめちゃくちゃ日差しが強いので、長袖を着るか日焼け止めをしっかり塗ってから出発してください。でなければ顔や腕に大やけど確定で、数日間は大変な思いをすることになると思うので必ず日焼け対策はするようにしてください。
それと海外で運転するのはバイクであっても緊張すると思います!多くの国では日本と逆の右側通行であったり謎の標識があったりと日本と細かい違いがあると思いますが基本は日本とほぼ一緒なので無茶な運転さえしなければ大丈夫だと思います。
パロレムビーチからバタフライビーチまでは約10キロの道のりで、途中までは舗装された道を走ることが出来ますが最後の1キロは舗装されていないガタガタ道を走らなければいけません。
10キロなのでそこまで時間が掛からないと思うかもしれませんが最後の未舗装の所はかなりゆっくり行かないといけないので1時間ほど掛かってしまいます。

ガタガタ道になる前の道
こんな感じの道はまだ楽です。たまにある穴に気を付けないといけないのと、ちょっと深い水溜りがあったり大きな石が転がっていてバイクに傷を付けるリスクがあるのでここだけは慎重に運転してください。

この辺の道は要注意
ある程度進んでいくと大きな石だらけなのでここでスピードを出すと確実に転倒するかバイクの側面に傷を入れることになります。
ここでは必ずゆっくり進みましょう。
そのまま進んでいくと最後は草木が生い茂っている所にたどり着くのでその手前でバイクを停めましょう。それ以上はバイクで行く事は不可能なので徒歩となります。
歩いても数分でバタフライビーチに着きます。
バタフライビーチに到着
最後の草むらを歩いて抜けるとそこにはもうバタフライビーチです。
ひたすら森の中をバイクで走り草木を手でかき分けながら歩いた先には、誰もいない広い砂浜と穏やかな海が僕らを歓迎してくれます。
特別海が綺麗という訳でもないですが、ここインドでビーチを独り占めできるのは綺麗なビーチを見つけるより大変かもしれません!
なんか自分がこのビーチを初めて見つけたんじゃないかって勝手に思っちゃったりして、一人でワクワクしてました。

奥の森からやって来ました
バタフライビーチの入り口は奥の森と思うと、結構頑張って来たなって思いますね!
何度も言いますけど海はすごい綺麗って事はないです!
ただ雰囲気はシークレットビーチに来た感はすごいあります。そこまで広くない砂浜に両サイドは岩に挟まれ奥にはジャングルのように草木に囲まれているので、ここで数日間キャンプをしても面白そうかなと思いました。

ドローンにて
ツアーではボートでここまで来ることが出来るみたいです。往復の時間が決まっているので、その時間に合わせて帰る予定であればボートで来るのもありかもしれません。
帰宅も同じ道
インドにいるとどこかしら人が居るので、ここバタフライビーチでは自然の音だけを聞きながらゆっくりご飯を食べたり散歩したり、ぼーっと出来てすごく穏やかな時間を過ごすことが出来て幸せでした。
そんな時間を独りで過ごして丁度1時間程経った頃、一組のインド人カップルが来たのでバタフライビーチを去ることにしました。
実はゴミが岩場にちょいちょい散乱してたので、地元の人たちもたまには来るのかなと言う感じはありました。
帰りも来た道で戻らないといけないので必ず日が暮れる前には戻るようにしてください。暗闇の中あのでこぼこ道を運転するとなったら間違いなく転倒します。
ですので行くなら朝から準備して昼には着くようなプランにしておくといいと思います。
僕はこのあとそのままコーラビーチと言う所に行きました。
コーラビーチもほとんど人が来ない所でヤシの木が川のようになっている海の両脇に連なっているので、他のビーチとは全然違う雰囲気を味わうことが出来るおすすめのビーチとなっています。
もしコーラビーチに興味のある方は次の記事も読んでみてください。